iPhone Duo初期在庫の80%が店頭へ?予約直後に3カ月待ちの真相

iPhone Duoは予約開始からわずか30分で、Appleオンラインストアの配送予定が2027年1月まで延びました。その背景には、初期在庫の配分方針も関係していたようです。Appleが初期在庫の約80%を直営店に振り向けていたと、Bloombergのマーク・ガーマン記者が報告しました。iPhone Maniaが記録した予約開始直後の状況や、日本での販売方法とあわせて詳しく見ていきます。
iPhone Duoの初期在庫、約8割をApple Storeに配分か
Bloombergのマーク・ガーマン記者は自身のポッドキャスト「Power On」で、iPhone Duoの物流に詳しい関係者から得た情報として、Appleが初期在庫の約80%を直営店に配分していたと説明しています。
残りの約20%は、配送注文や事前の店舗受け取り予約に割り当てられたとされています。
店舗への配分台数については、少ないところで約50台、旗艦店では最大約250台だったと推定されています。Apple幹部が発売日に訪れたニューヨークのApple Fifth Avenueには、特に多くの在庫が割り当てられたようです。
こうした配分により、10月23日の発売日に店頭で行列に並んだ購入希望者の多くが、iPhone Duoを入手できたとガーマン記者は説明しています。
一方、オンラインで予約した購入者の中には、数カ月先の配送予定を案内された人もいました。
ただし、約80%という配分比率はAppleが公式に発表したものではなく、日本国内の店舗にも同じ割合で在庫が振り向けられたかは不明です。
予約開始から1分台で発売日分が終了、30分で約3カ月待ち
iPhone Maniaでは、10月16日午後9時の予約開始直後から、Appleオンラインストアの配送予定日を記録しています。
その結果、発売日に届く分は予約開始から1分台で終了し、午後9時30分には配送予定が2027年1月23日まで延びていました。
また、容量4種類とカラー2色の全8通りで、配送予定日に違いは見られませんでした。
予約開始からわずか30分で約3カ月待ちとなった背景には、iPhone Duoに対する高い需要に加え、オンライン注文向けの初期在庫が限られていたことも影響したと考えられます。
もっとも、AppleはiPhone Duoの初期生産台数やオンライン注文向けの在庫数を公表しておらず、今回の配分方針が納期にどの程度影響したかまでは明らかになっていません。
日本のApple Storeでは予約なしの購入は不可
発売日にApple StoreでiPhone Duoを購入できたという報告は、主に米国など、予約なしの店頭販売が行われた地域での話です。
日本では、Appleが公式サイトで、iPhone Duoを予約なしでApple Store店頭購入することはできないと案内していました。
米国と日本では店頭販売の方法が異なっており、今回報じられた海外の店舗在庫数を、日本国内のApple Storeにもそのまま当てはめることはできません。
生産目標を44%引き上げも、国内の納期は依然として来年1月
Appleは想定を上回る需要を受け、iPhone Duoの今後12カ月間の生産目標を、970万台から1,400万台へ約44%引き上げるようサプライヤーに指示したとも報じられています。
iPhone Duoの製造を担うFoxconnの親会社、鴻海精密工業のマイケル・チャン最高経営責任者(CEO)は、顧客の需要に応えられる生産能力に自信を示しています。ただし、この発言は同社全体の生産能力に関するもので、iPhone Duoの増産や納期短縮を具体的に約束したものではありません。
10月31日時点で、日本のAppleオンラインストアでは、iPhone Duoの配送予定は2027年1月23日のままです。
一方、auや楽天モバイルでは一部モデルに在庫があり、購入先によって状況は異なっています。
iPhone Maniaでは、Appleオンラインストア、通信キャリア、家電量販店の在庫情報を毎日確認し公開しています。
Source: MacRumors, AppleInsider

