タッチスクリーン搭載Macや折りたたみデバイス開発に注力か〜Appleの今後を予想
Appleは今後、タッチスクリーン搭載Macや折りたたみiPad、血糖値測定機能搭載Apple Watchの開発に注力するとの予想を、Bloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」で伝えています。
Apple製品の開発状況と方向性に関する予想
本日配信されたPower Onでガーマン記者は、ヘルスケア機能を搭載するAirPods、スマートディスプレイに加え、iPhoneやiPad、Mac、Apple Watchの今後の開発の方向性に触れています。
AirPodsの機能を拡充し、市場拡大の期待
AirPodsについては以前から伝えられている通り、ヘルスケア機能を搭載、周囲の環境分析も行えるようになることで販売台数が増加することが期待できると予想しています。
これは、心拍センサーの搭載と、カメラの搭載によるユーザーの周囲の状況の把握とApple Vision Proとの連携のことを指していると思われます。
スマートディスプレの廉価版は、2025年6月までに発表か
また、スマートディスプレイについても既に伝えられていますが、今回のPower Onではスマートディスプレイの廉価版は2025年上半期(1月〜6月)に発売されると予想しているのが、更新された点です。
本体とディスプレイをアームで接続する上位版のスマートディスプレイの発売は、数年後の見通しとのことです。
iPhoneやiPad、Mac、Apple Watchの開発の方向性は?
ガーマン記者は、iPhoneやiPad、Mac、Apple Watchの改善も期待できると述べています。
iPhoneについては、新しいデザイン、改良されたカメラ、Apple Intelligenceの搭載によってユーザーの中での重要性を高めることを目的に開発がなされるようです。
また、iPadにはディスプレイサイズの大きなモデルと折りたたみモデルの追加が考えられると予想していますので、以前噂になった14インチiPadや折りたたみiPadの開発が継続しているのかもしれません。
Macについては、以前噂されながら続報が途絶えているタッチスクリーン搭載モデルを開発、薄型化、搭載するApple Mシリーズの改良も計画されている模様です。
Apple Watchでは引き続き血圧測定機能と血糖値測定機能の搭載を目指し開発が続けられているようですが、具体的な提供時期について述べていませんので、これらの搭載にはまだまだ時間を要するのでしょう。
Source: Power On/Bloomberg