iPhone18eのメモリ容量が9GBに増加?iPhone18はどうなる

iPhone18eのメモリ容量が9GBになるとの予想を、アナリストのジェフ・プー氏が投資家向けレポートで伝えています。iPhone18eは、2027年3月までにiPhone18やiPhone Air 2とともに発表されると噂されています。
アナリストのミンチー・クオ氏は、iPhone18とiPhone18eの両モデルが9GBメモリを搭載すると予想しています。仕様が共通化された場合、両モデルがどのような機能で差別化されるのかが注目されます。
プー氏はiPhone18eのみ言及
プー氏が9GBメモリの搭載に言及したのは、iPhone18eのみです。これに対し、クオ氏はiPhone18とiPhone18eの両方が、現行モデルの8GBから9GBへ増量されると予想しています。
そのため、プー氏の予想を好意的に解釈すれば、iPhone18のメモリ容量が12GBに増加する可能性が残っているのかもしれません。
メモリ部品を共通化か
クオ氏によると、iPhone18とiPhone18eには、1.5GBのDRAMダイを6基組み合わせた合計9GBの構成が採用される見通しです。現行の下位モデルで用いられている、2GBのDRAMダイを4基搭載した合計8GBの構成から変更されることになります。
両モデルが同じメモリ構成を採用するのであれば、DRAMの調達やロジックボード設計の一部を共通化しやすくなります。調達規模の拡大や設計負担の軽減にもつながりそうです。
もっとも、メモリ容量が同じでも、搭載チップや周辺部品、基板の形状まで完全に共通化できるとは限りません。製造コストへの効果は、実際の部品構成によって異なります。
OLED素材も共通化の噂
AppleはiPhone18の製造コストを抑えるため、iPhone18eと一部の部材や仕様を共通化すると噂されています。ディスプレイも、その対象に含まれる可能性があります。
両モデルには有機EL(OLED)ディスプレイが採用され、発光材料も共通化されるとの情報があります。候補として挙げられているのは、旧世代のM12を改良したM12+です。
iPhone17 Proシリーズに採用されたとされるM14や、iPhone18 Proシリーズ向けと噂されるM16よりも古い世代の材料を活用し、部品原価を抑える狙いがあるとみられます。
ただし、OLEDの発光材料や世代についてAppleは公表していません。現段階では、サプライチェーンから得られた情報に基づく予想として扱う必要があります。
ロジックボード設計も近づくか
ミンチー・クオ氏の予想通りだとすれば、iPhone18とiPhone18eではロジックボードにおいてDRAMや一部の周辺チップを共通化して製造コスト削減を実現できる可能性があります。しかし、メモリ容量が9GBになるのがiPhone18eだけであれば、こうした製造コスト削減策を実施するのは困難でしょう。
特に、A20 ProではWMCM(Wafer-level Multi-Chip Module)構造を採用する可能性が高く、A20でも同構造を採用するのではないかとの意見もあります。その場合、やはりiPhone18とiPhone18eのロジックボードにおいてこの点でも共通化した方が製造コスト削減に繋がると思われます。
両モデルの主な違い
iPhone18とiPhone18eがともに9GBメモリを搭載する場合でも、ディスプレイやカメラ、本体機能などで差別化されると予想されます。
主な仕様差として噂されている内容は、次の通りです。
- ディスプレイサイズはiPhone18が6.3インチ、iPhone18eが約6.1インチ
- 最大リフレッシュレートはiPhone18が120Hz、iPhone18eが60Hz
- 背面カメラはiPhone18が2眼、iPhone18eが1眼
- カメラコントロールはiPhone18のみ搭載
- iPhone18は小型化したDynamic Islandを採用
- iPhone18eは従来サイズのDynamic Islandを搭載
iPhone18eがDynamic Islandを採用すれば、eモデルとしては初めてとなります。ノッチが廃止されることで、標準モデルとの外観上の違いも従来より小さくなります。
9GBでもAI性能差は残るか
両モデルのメモリ容量が同じ9GBになったとしても、AI処理性能が完全に同一になるとは限りません。処理性能はメモリ容量だけでなく、CPUやGPU、Neural Engineの構成、メモリ帯域、放熱性能などによっても変化します。
iPhone18が上位仕様のA20を搭載し、iPhone18eではGPUコア数や動作周波数を抑えた構成が採用されれば、同じ9GBでも性能差を設けられます。また、Apple IntelligenceやSiriの一部機能について、処理性能に応じた対応差が設定されることも考えられます。両モデルのA20の具体的な仕様は、まだ明らかになっていません。
eモデルとの差は縮小へ
iPhone18eがDynamic Islandや9GBメモリを採用すれば、標準モデルとの基本仕様の差はこれまで以上に小さくなります。Appleは、リフレッシュレート、カメラ構成、カメラコントロール、筐体仕様などによって、両モデルの価格差を維持すると予想されます。
今後はメモリ容量そのものよりも、ディスプレイやカメラ、チップ性能の違いが、iPhone18とiPhone18eを選ぶ際の重要な判断材料になりそうです。
Photo: Apple Hub/Facebook

