Appleの純正「マップ」アプリ、米国の一部地域でさらに詳細な表示へとアップグレード

Appleが純正「マップ」アプリの大幅な再構築を開始してすで1年以上が経過していますが、米国の一部の地域で結果が地図に反映され始めています。今回、米国南東部でマップの表示がより詳しくなったことが明らかになりました。
3Dの建物の表示もより詳細に
Appleは、リモートセンシング技術の一つであるLIDAR(ライダー)を搭載した車両を走らせて「マップ」の充実化を図ってきました。
2018年11月の時点で、Appleのマップは建物形状などの正確さの評価においてGoogleマップを上回り、米国内のカバー領域も拡大の一途をたどっています。
今回、Twitterユーザーが、米国南東部でAppleマップの大幅なアップグレードが確認されたと報告しました。
macOSとiOSのアプリ開発者のネイト・トンプソン氏(@NateThompson)は、アップグレード前と後のAppleマップの精度の違いを示す画像を投稿しました。右がアップグレード前で、左がアップグレード後のマップとなっています。
Looks like the new Apple Maps data just hit the southeast
(cc @MacRumors @9to5mac) pic.twitter.com/hYFyT8CXj7— Nate Thompson (@NateThompson) December 27, 2019
左のマップは、右のものと比べるとほとんど比べ物にならないほど詳細度が向上しています。
Some comparison screenshots. Really makes the old data look barren. pic.twitter.com/yft6MCT1BG
— Nate Thompson (@NateThompson) December 27, 2019
3Dの建物も形状がより詳細に表示されるようになっています。
Even cities that already had 3D have vastly improved building renderings now pic.twitter.com/CP7vH2eXKC
— Nate Thompson (@NateThompson) December 27, 2019
Source:9to5Mac
(lexi)