iPhone11シリーズでも転売屋が活躍~人気色はグリーン

9月20日に一斉発売となったiPhone11、iPhone11 Pro/Pro Maxについて、今年も中国では転売屋が活躍しているようです。
グリーン系統の色が高額設定に
毎年iPhoneの発売前後になると、にわかに勢いづくのが転売屋です。
中国語で転売屋は「黄牛(フアンニウ)」と呼ばれており、海外から安く仕入れた製品を意味する「水貨(シュイフオ)」を取り扱う業者とは微妙に異なるのですが、安く購入して高く売り捌き利益を上げる点では同じです。
中国での正規価格は以下の通りとなります。
– | iPhone11 Pro Max | ||
---|---|---|---|
– | 64GB | 256GB | 512GB |
中国 | 9,599元 | 10,899元 | 12,699元 |
約145,900円 | 約165,680円 | 約193,040円 | |
日本 | 119,800円 | 135,800円 | 157,800円 |
– | iPhone11 Pro | ||
– | 64GB | 256GB | 512GB |
中国 | 8,699元 | 9,999元 | 11,799元 |
約132,240円 | 約152,000円 | 約179,340円 | |
日本 | 106,800円 | 122,800円 | 144,800円 |
– | iPhone11 | ||
– | 64GB | 128GB | 256GB |
中国 | 5,499元 | 5,999元 | 6,799元 |
約83,600円 | 約91,200円 | 約103,360円 | |
日本 | 74,800円 | 79,800円 | 90,800円 |
一方、転売者が示したiPhone11シリーズの価格一覧がこちらです。
ほとんどのモデルが中国国内での公式販売価格より安いのですが、iPhone11 Pro/Pro Maxはミッドナイトグリーン、iPhone11はグリーンのみ定価より高いことが分かります。新色で人気であることが関係しているのか、日本でもグリーン系統は在庫の減少ペースが他よりも速いことが確認されています。
しかし、以前に比べると中国の転売屋も随分と大人しくなったのも事実です。
2015年に発売されたiPhone6sでは、「高いからって一生待っているつもりかい?」といった煽り文句とともに、定価5,288元(約80,380円、当時の為替レートでは約100,470円)の16GBモデルを9,180元(約139,500円、当時の為替レートでは約180,120円)で販売した転売屋が注目を集めました。
Source:MyDrivers
(kihachi)