Apple、ソーシャルメディアでのSiriに対する苦情モニタリング担当者を募集

Appleが、Twitterなどのソーシャルメディアに投稿されたSiriへの意見や苦情をチェックし、役員に報告する人材を募集しています。
Siriに関する意見や苦情をモニタリング
現地時間3月1日付けで掲載された求人内容によれば、同社は「ソーシャルメディア、ニュース、その他のソースにおいて、世間がSiriについてどのように語っているかをモニターする」、エンジニアリング・プログラム・マネージャーを求めているようです。
またこの職務につく人物は、Siriに関する発言をもとにSiriのユーザー体験を向上させるアイディアを提案し、苦情があればそれを解消するためにマーケティング・チームと協力、サポート文書の更新にも関与します。
さらにSiriソフトウェア・エンジニアと協力し、Siriに関連するキャンペーンやプレスイベント、製品発表、製品立ち上げにも関わると募集内容に記されています。
変更されたSiri事業戦略
求人を最初に発見した米メディアVentureBeatは、1月に起きたFaceTimeグループ通話設定のバグ問題のように、SNSで拡散され騒動になる前に、速やかに問題に対応するためではないかと指摘しています。
AppleのSiri開発については、昨年末にAI(Siriを含む)戦略を担当するジョン・ジャナンドレア氏が上級副社長へと昇進、並行して事業戦略が変更され、これまでSiri開発チームを率いてきたビル・ステイシャー氏がチームリーダーから退いたことが伝えられています。
Source:Apple via MacRumors,VentureBeat
(lunatic)