Apple、開発者向けにiOS11.3ベータ4をリリース

Appleは現地時間3月5日、iOS11.3ベータ4を開発者向けにリリースしました。
ベータ3から2週間での公開
iOS11.3ベータ4は、前回のベータ3から約2週間、またインドのテルグ言語の文字を1文字受信しただけでiPhoneがクラッシュする問題に対応したiOS11.2.6の一般公開からも約2週間での公開となりました。
メジャーアップデートとなるiOS11.3
この春の公開が予定されているiOS11.3はメジャーアップデートとなり、Appleはすでにどのような新機能が追加されるかを予告しています。
それによると、バッテリーの状態がチェックできるだけでなく、突然のシャットダウンを防ぐためのパフォーマンス抑制機能を自分でオフにできるほか、iPhone Xでは4つのアニ文字が追加され、拡張現実(AR)対応アプリ開発環境のARKitがARKit 1.5に進化し、企業とユーザーがiMessageを使って直接やりとりできる「ビジネスチャット」がベータ版として追加され、緊急通報先にユーザーの正確な位置情報を知らせるAdvanced Mobile Location (AML)が導入されます。
そのほかにも、App Storeのレビューが並び替え可能になり、計算機アプリのバグが完全に修正されていることがわかっています。
なおiOS11.3の初期のベータ版に含まれていたAirPlay2の機能はベータ3で削除されました。ベータ4でも復活してないようです。
また「iBooks」から「Books」へと変更されていたアプリが、また「iBooks」に戻っていると、米MacRumorsが報告しています。
Source:MacRumors
(lunatic)