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iPad Proの付属品として販売されているAppel Pencilが、Macのトラックパッドでも使えるようになるかもしれません。米特許商標庁が現地時間19日に公開した特許申請書から明らかになりました。
特許は2014年に申請されたもので、当時Apple Pencilは「ザ・スタイラス」と呼ばれていたようです。説明のほとんどは「タッチスクリーンディスプレイ(iPadのこと)」に触れて操作する機能に関するものですが、トラックパッドとiMacらしきイラストも含まれており、AppleがApple Pencilをトラックパッドでも利用することを考えているのがわかります。
しかもディスプレイ上で使用するのみに留まらず、特許にはジョイスティックのように用いたり、空中で手に持って動かすことで入力を可能にする「エアマウス」機能を持たせるというアイディアも記されています。
特許で考案されているApple Pencilは、現行のものよりもはるかに優れた機能を備えており、複数のセンサー内蔵により、3次元での動きや回転なども探知できるようになっています。
当然ながら特許が申請、あるいは認可されたとしても、そのまま商品化につながるとは限りませんが、Apple Pencilが複数の製品で利用可能になるというのは、実現する可能性があるかもしれません。
Source:Patently Apple via 9to5Mac
(lunatic)
元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。