Apple役員「開発者のVision Proへの興味は期待以上」
Appleは2024年始めに、米国で複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの発売を計画しており、リリースに向けコンテンツ開発者のサポートを行っていますが、今のところ開発者の興味は高いまま推移していることが、Apple役員のインタビューにより明らかになりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは2024年始めに、米国でMRヘッドセットVision Proの発売を計画している。
2. 開発者の興味は高いまま推移していることが、Apple役員のインタビューで明らかになった。
3. 開発者ラボの顧客満足度は非常に高く、開発者キットのダウンロード数は期待以上とのこと。
開発者ラボの顧客満足度は非常に高い
AppleはVision Proのリリースに向け、開発者ラボの開催と開発者キットの提供の2つを行ってきました。Digital Trendsのインタビューに答えたAppleのDevRel(デブレル、Developer Relations:開発者との関係性を優先するマーケティングアプローチ)のバイスプレジデントのスーザン・プレスコット氏らを始めとする役員たちによれば、これまでに催した開発者ラボの顧客満足度は非常に高いとのことです。
Appleは、プレスリリースの中でもVision Proの開発者ラボの様子を紹介しています。同ラボは日本では東京で開催されており、現在のところ最終のセッションは9月27日〜10月6日となっています。
開発者SDKのダウンロード数も期待以上
6月末にリリースされたVision Proのアプリ開発のためのソフトウェア開発キットvisionOS SDKのダウンロード数は期待を上回っていることも、インタビューの中で明かされています。
しかしながら、ただ単により多くのアプリがVision Pro向けにリリースされることを目指しているわけではなく、「アプリは素晴らしく動作しなければならない」と、空間コンピュータの性能が十分に活かされることをAppleは願っているようです。
Source:Digital Trends via AppleInsider
(lexi)