Meta、複合現実OS「Meta Horizon OS」を発表

Meta Horizon OS

Metaの前身であるFacebookが仮想現実(VR)ヘッドセット開発のOculusを買収したのは今から2014年のことですが、それから10年の時を経て、新たな複合現実(MR)オペレーティングシステム「Meta Horizon OS」を発表しました。

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オープンソースというわけではない?

Metaが4月22日付けで発表した「Meta Horizon OS」は、自社デバイスであるMeta Questで使用されているのと同じOSの使用を他企業にも開放するというものですが、ソースコードが公開されているわけではないようです。

ASUSとLenovoが参画

すでにMeta Horizon OSの搭載を表明しているヘッドセットメーカーとして、ASUSLenovoの2社がプレスリリースの中で取り上げられています。

ASUSゲーミングブランドROG(Republic of Gamers)を展開していますが、Metaとタッグを組みVRヘッドセットを発売する見通しであるとのことです。

Lenovo生産性向上、教育、エンターテインメントのためのヘッドセット開発を行っており、こちらにもMeta Horizon OSが搭載されるようです。

AppleのMRヘッドセット市場参入に対抗か

Metaの最高経営責任者を務めるマーク・ザッカーバーグ氏は、幾度にもわたってAppleのMRヘッドセットVision Proをこき下ろしており、いかにMetaのヘッドセットがより優れているかを主張してきました。

今回のMR専用OSの開放は、今後ますますMRに注力していくと思われるAppleへの対抗策と見ることができます。

今後もMRヘッドセット市場の動向から目が離せません。

Source: Meta via MacRumors

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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