Apple、iWorkアプリをアップデート。新機能追加でさらに使いやすく

Keynote

Appleは現地時間4月2日、AIが統合される可能性が囁かれているMac、iPad、iPhone向けiWorkアプリのNumbers、Keynote、Pagesをアップデートし、いくつかの新機能や変更を加えました。

Mac向けiWorkアプリのバージョン14.0のリリースノートは、以下の通りです。なお、iPadとiPhone向けのリリースノートもMac向けのものとほぼ同じ内容となっています。

目次

Keynote、新テーマが3種類追加

Keynoteでは、ダイナミックカラー、ミニマリストライト、ミニマリストダークの3つの新しいテーマが追加されました。これにより、ダイナミックテーマは6種類、ミニマルテーマは10種類から選べるようになっています。

ダイナミックテーマは、スライドの背景が動くようなアニメーションがデフォルトで設定されていますが、ミニマルなど他のテーマでも、背景をダイナミックに変更することが可能です。

Mac向けKeynoteのバージョン14.0のリリースノートは、次の通りです。

• ダイナミックカラー、ミニマリストライト、ミニマリストダークのテーマを使ってスライドに新しい外観を追加できます
• アプリ内通知が使いやすくなり、ほかの人が初めて共同作業プレゼンテーションに参加したときに通知されます
• iPhoneまたはiPadで撮影したHEIC写真を追加するときにファイル形式と最高品質を維持することができます

• Commandキーを押したままにすると、離れている単語、文、段落を選択することができます

Microsoft PowerPointファイルを読み込んだときや書き出したときのスライドトランジションの互換性が改善されました

• 安定性が向上し、パフォーマンスが改善されています

Pages、新たなショートカットが追加

Mac画面の項目やGoogleスプレッドシートなど、複数の離れた項目を選択する際には、Commandキーを押したまま選択できることが一般的ですが、これまでPagesでは、このショートカットが使えませんでした。過去のレビューを見ると、このショートカットを追加してして欲しいというユーザーからの要望は随分前からあったようですが、今回ようやく追加されました。

Mac向けPagesのバージョン14.0のリリースノートは、次の通りです。

• Commandキーを押したままにすると、離れている単語、文、段落を選択することができます

• アプリ内通知が使いやすくなり、ほかの人が初めて共同作業書類に参加したときに通知されます

• iPhoneまたはiPadで撮影したHEIC写真を追加するときにファイル形式と最高品質を維持することができます

• 安定性が向上し、パフォーマンスが改善されています

Numbers、アプリ通知がより使いやすく

Pagesと同様、Numbersでも離れている項目をCommandキーを押したまで選択可能になりました。なお、アプリ通知にも変更が加えられています。

Mac向けNumbersのバージョン14.0のリリースノートは、次の通りです。

• アプリ内通知が使いやすくなり、ほかの人が初めて共同作業スプレッドシートに参加したときに通知されます

• iPhoneまたはiPadで撮影したHEIC写真を追加するときにファイル形式と最高品質を維持することができます

• Commandキーを押したままにすると、離れている単語、文、段落を選択することができます

• 安定性が向上し、パフォーマンスが改善されています

なお同日に、iOS17.5およびiPadOS17.5、watchOS10.5、tvOS17.5、macOS Sonoma 14.5、visionOS1.2の開発者向けベータ1(以下、iPadOS17.5ベータ1)がリリースされています。

Photo:Apple

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