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訪中していたAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、中国発展研究基金会が主催した会議において、「人工知能(AI)がAppleの再生素材の利用においてすでに活用されている」と述べました。これは、おそらくリサイクルロボットDaisyのことを指していると思われます。
上海の新Apple Storeのオープニングに駆けつけた後、中国商務相と会談を行ったクックCEOは、「AIは排出量の削減において、すべての企業にとって役に立つ」とその有用性を強調しました。
クック氏が「リサイクル過程でのAI使用」と述べたのは、年間最大120万台のiPhoneを分解できるリサイクルロボットDaisyのことだと推測されます。
Daisyは2018年にアースデイのプレスリリースの中で発表された分解ロボットで、2016年に発表されたiPhone分解ロボットLiamのアップデート版となっています。
Appleがこれまで公開してきたDaisyに関するプレスリリースではAIについて触れられていませんが、Wallpaper*が今年1月のDaisyに関する記事の中で、Daisyについて以下のように述べています。
高度なAIで武装したDaisyは、現在では23種類のiPhoneモデルを識別し、18秒ごとに1台ずつ、どのような順番でも処理することができます。
What Daisy did next: how Apple’s evolving team of de-manufacturing machines battles e-waste – Wallpaper* (2023年1月4日)
Appleは製品に占める再生素材の使用量を増加させており、2021年には20%にまで達しています。
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