未来のVision Proは脳でコントロール可能に?特許が公開

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Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proには、将来的に脳活動を検出することができるセンサーがバンド内に埋め込まれる可能性が浮上しました。特許出願が米国特許商標庁(USPTO)により公開されています。

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脳で考えたことをヘッドセットで実行可能に?

今回USPTOにより公開されたAppleの特許技術は、脳が発する信号を分析し、それに応じてVision Proにアクションを実行させることができるというもので、脳で考えるだけで特定のタスクが行えるようになる可能性を示唆しています。

このような技術はブレインコンピュータインターフェース(BCI)とも呼ばれるもので、現行のVision Proの視線追跡(アイトラッキング)とハンドジェスチャーを置き換えることができるかもしれません。

使用され得るセンサーとして、脳内で発生する電気活動のスナップショットを毎秒最大数千枚記録することができるEEGセンサーが挙げられています。記録された脳波は増幅器に送られ、ヘッドセット、遠隔電子機器、またはクラウドに送られ、データが処理されることになります。

Vision Proは日本での発売がほぼ確実に!

Apple Vision Proは、東京勤務の関連した求人広告がAppleにより公開されたことで、日本での発売はほぼ決定的になったと報じられたばかりで、日本で販売が実現したときの予想価格も公開されています。

Vision Proはすでに廉価版の開発が進められているとの噂もありますが、脳活動センサーが搭載された超ハイエンド仕様のモデルも今後登場してくるかもしれません。

Photo: Apple, Patently Apple

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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