ジョブズ氏直筆、Apple歴史を刻む名刺が高額で落札

スティーブ・ジョブズ 名刺

Appleの共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏直筆サイン入りの名刺が、オークションで高値で落札されました。名刺は1983年頃のものですが、大胆かつ整然と配置されたサインがあることで希少性が高まったため、落札価格は181,183ドル(約2,740万円)となっています。

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住所は最初のApple本社オフィス

RR Auctionはこれまでにもジョブズ氏の名刺を度々出品してきましたが、今回の商品はそのサインの明瞭さが高値をつける要因となったようです。

名刺には「Apple Computer」と共にAppleの虹色のロゴが添えられており、ジョブズ氏の役職は会長、取締役会の2つとなっています。

住所は「10260 Bandley Drive, Cupertino, CA」で、最初のApple本社があった場所です。Appleがこの建物に入居したのは1978年で、通称「Bandley 1」と呼ばれていました。

NeXT時代の名刺は価格があまり伸びず

ジョブズ氏は一度Appleから解雇されたとき、コンピュータ会社NeXTを創業しましたが、そのときの名刺も以前オークションにかけられたことがあります。名刺はサインなしだったためなのか、落札価格は880ドルとあまり伸びなかった印象です。

その他にも、ジョブズ氏の名前が入った小切手などもオークションに出品されたことがあります。こちらは46,063ドルの落札価格をつけており、悪くない線と言えます。

Photo: Apple

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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