M3搭載MacBook Air、驚異のマイク性能を実証
8日に発売となったばかりのM3搭載MacBook Airですが、マイクの性能が向上しており、特に「声を分離」が大きな効果を発揮する、と話題になっています。実際に駅の喧騒の中でビデオ会議を行う動画が注目を集めています。
ノイズキャンセリングと呼べるほどの効力を発揮
M3搭載MacBook Airはチップが高速化しているのはもちろんのこと、256GBモデルでSSDの速度が低下する問題も解決されていますが、“マイク”という意外なアップグレードがあったようです。
AppleはM3搭載MacBook Airのプレスリリースの中で「カメラ、マイク、スピーカー」について、次のように記しています。
1080p FaceTime HDカメラによって、友だちや家族とつながっている時でも、世界中の仕事仲間と共同作業をしている時でも、ユーザーの姿を美しく映し出します。また、3マイクアレイと音声およびビデオ通話での声の明瞭さの向上により、ユーザーは最高の音質で通話できます。MacBook Airは、ドルビーアトモスの空間オーディオに対応した臨場感あふれるサウンドシステムを備えているので、ユーザーは音楽も映画も、3Dのサウンドステージで楽しめます。
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イギリスのYouTubeチャンネルThe Tech Chapは、M3搭載MacBook Airのレビュー動画を公開していますが、その中からマイク性能にフォーカスした部分が再投稿されています。
マイクモードを「声を分離」へと変更した瞬間に、英ロンドンのパディントン駅構内の喧騒がほぼ完全に立ち消え、男性の声だけが明瞭に聞き取れるようになっています。
新たなAI機能のひとつ?
「声を分離」機能自体は以前から存在していましたが、これほどまでにノイズを分離できたことは多くの人の記憶になかったようで、「これは6カ月後に導入される新たなAI機能のひとつなのではないか」と憶測が飛び交っています。
真相はわかりませんが、M3搭載MacBook Airのマイク性能は確かに向上していることだけは間違いなさそうです。
Photo: Apple