M3搭載MacBook Air、M3搭載MacBook Proと比べ25%性能低下

同じM3を搭載しながら、M3搭載MacBook Airは冷却ファンを採用していないことで、3D Mark Wild Life Extremeストレステストを実行するとサーマルスロットリングが発生、M3搭載MacBook Proに対し33%遅くなる事象が認められたと、Wccftechが報告(原文ママ)しています(初稿修正:正しくは、25%性能低下する事象)。
サーマルスロットリングによる性能低下
YouTubeチャンネル「Max Tech」がM3搭載MacBook Airで3D Mark Wild Life Extremeストレステストを実行したところ、M3のCPU温度は114度、GPU温度は102.9度に達したとのことです。
結果、サーマルスロットリングが発生、M3搭載MacBook Proに対し33%遅くなる事象が認められたと、Wccftechが報告しています(初稿修正:MacBook Airは、Wccftech指摘の約33%ではなく約25%性能低下した。もしくは、MacBook ProはMacBook Airよりも約34%高いスコアだった)。

実使用環境で性能低下を感じることはほぼない?
3D Mark Wild Life Extremeストレステストでは高い負荷をかけるため、今回認められたようなサーマルスロットリングによる性能低下は、一般的な使用環境では生じにくいと予想されます。
そのため、M3搭載MacBook AirでOfficeソフトの実行、Webブラウジング、メールチェックなどを行う程度ではサーマルスロットリングの懸念はないでしょう。
M3搭載15インチMacBook Airの重さは1.51キログラムで、M3搭載14インチMacBook Proの1.55キログラムと比べて40グラム軽量です。
また、M3搭載13インチMacBook Airの重さは1.24キログラムですので、ディスプレイサイズが小さくても良い場合はM3搭載14インチMacBook Proよりも310グラム軽くなります。