MVNO利用者に聞いた!mineoが総合満足度&オススメ度で1位獲得

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MMD研究所は、「2024年2月MVNOのシェア・満足度調査」の結果を発表しました。メインで利用しているスマートフォンMVNOを契約している割合は9.6%で、利用率が最も高かったのはOCNモバイルでした。利用サービスの総合満足度、お薦め度の両方でmineoがトップとなりました。

目次

MVNOの利用率は9.6%、2021年以降はほぼ横ばい

「2024年2月MVNOのシェア・満足度調査」は、「2024年2月MNOのシェア・満足度調査」と同じ18歳〜69歳の男女40,000人を対象とした予備調査回答者から、対象者を抽出しています。

メインで利用しているスマートフォンでMVNOを契約している割合は9.6%でした。MVNO利用率は、前回調査(2023年9月)からは0.2ポイント低下しています。

この割合は、2019年9月頃には13.2%まで上昇したものの、2021年春に3大キャリアからオンライン専用プラン(ahamo、povo 、LINEMO)が提供された2021年春以降に落ち込み、10%を切る状態でほぼ横ばいが続いています。

MMD研究所「2024年2月MVNOのシェア・満足度調査」

利用率トップはOCNモバイル、伸びが大きかったのはIIJmio

メインのスマートフォンでMVNOを契約している3,515人の契約サービスは、OCNモバイル(18.9%)が最多、以下楽天モバイル(MVNO)15.2%、mineo(13.3%)、IIJmio(12.2%)などが続いています。

MMD研究所「2024年2月MVNOのシェア・満足度調査」

MVNO6サービスの利用率をまとめたのが以下の表です。前回調査から利用率が最も伸びたのはIIJmio(0.8ポイント増)でした。楽天モバイル(MVNO)とmineoが0.4ポイントで続いています。

MMD研究所「2024年2月MVNOのシェア・満足度調査」

総合満足度トップはmineo、2位はIIJmio

MVNO6サービスの利用者各150人に聞いた、利用しているサービスの総合満足度(1,000点満点)で、トップはmineoの760ポイントでした。前回調査では4位でした。
 
2位以下は僅差でIIJmioの755ポイント、OCNモバイルONEの751ポイントが続きます。前回調査で首位だったイオンモバイルは4位でした。

MMD研究所「2024年2月MVNOのシェア・満足度調査」

お薦め度トップもmineo、2位はIIJmio

調査では、MVNO6サービスの利用者に、利用しているサービスを家族や友人にお薦めしたいかを10点満点で評価してもらい、9点〜10点を推奨者、7点〜8点を中立者、0点〜6点を批判者として、推奨者から批判者を引いたNPS(ネット・プロモーター・スコア:顧客推奨度)を算出しています。

NPSのスコアが最も高かったのはmineo(-6.0)で、2位はIIJmio(-9.3)、3位はOCNモバイルONE(-19.3)でした。総合満足度と推奨度で1位〜6位の順位が同じとなっています。

MMD研究所「2024年2月MVNOのシェア・満足度調査」

カスタマーサポート利用率最多はJ:COM MOBILE

MVNO6サービスの利用者に、利用しているサービスのカスタマーサポートを1年以内に受けたことがあるかを尋ねたところ、利用率が高かったのはJ:COM MOBILEの38.0%、楽天モバイル(MVNO)の30.0%、イオンモバイルの18.7%でした。

MMD研究所「2024年2月MVNOのシェア・満足度調査」

Photo:MMD研究所

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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