Apple Vision Pro、真ん中から割れる不具合発生!
Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proのフロントガラスの真ん中からヒビが入る不具合が複数報告されています。この問題についてAppleからまだ公式な声明は出されていないようで、ユーザーたちは原因を憶測しています。
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ストラップの締め付けや熱膨張が原因?
Apple Vision Proは2月2日に米国で発売となってからまだ3週間ほどしか経過してませんが、不具合がすでに報告されています。中でも、フロントガラスの真ん中からヒビが入る現象が特に注目されているようです。
一説によれば、このヒビはストラップを締める際にガラスにかかる圧力が原因で、フレームに生じる“反り”が損傷につながっているとのことです。
あるユーザーは、Vision Proのフロントガラスのヒビが起こった人はみなデバイスをケースの壁につけた状態で充電を行っており、熱膨張が生じているのではないかと指摘しています。
ソフトウェアアップデートで解決は可能なのか
Appleはこれまでにも様々な製品のハードウェア上の問題をソフトウェアアップデートによって解決したことから、「これはかなりヤバイ問題に見えるけど、ソフトウェアアップデートで解決できるんだよね?」と若干の皮肉を込めてコメントする人もいます。
ある人物によると、問題になっているReddit投稿の画像は同氏が見た4例目のVision Proのヒビ割れとのことです。
Appleは以前、Vision Proの製造プロセスを紹介する動画を公開しています。1枚のガラスを独特の曲線美があるフロントガラスへと加工する様子が映し出されていましたが、耐久性の犠牲の上に成り立っていた美しさではなかったことを願うばかりです。
Photo: Reddit