Vision Proで差をつける、BeOndの高級機内サービス

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2022年に設立されたモルディブの首都マレを拠点とする新航空会社「BeOnd(ビヨンド)」が、Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Pro機内サービスの一部として導入するとプレスリリースで発表しました。

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3Dプロモーション映像でモルディブを紹介

BeOnd」は、ドイツのミュンヘン、サウジアラビアのリヤド、スイスのチューリッヒ、UAEのドバイとモルディブの首都マレをつなぐ高級志向の航空会社ですが、同社は2024年7月からApple Vision Proを使った機内サービスを一部の乗客向けに展開すると発表しました。
 
肝心のサービス内容ですが、モルディブの素晴らしいリゾート地やアクティビティを紹介するためのプロモーション映像とのことで、現地に到着する前から乗客の期待感を高めることを目的としているようです。
 
Vision Proならではの没入感のある3D映像で、「アジアの楽園」とも称されるモルディブを疑似体験するといった具合になるのでしょうか。

日本からの便の就航計画も

航空メディアによれば、BeOndには東京と大阪(ベトナム・ハノイ経由)便の就航計画もあるとのことで、もしかすると機内でApple Vision Proを初めて体験したという人が今後出てくるかもしれません。
 
Vision Proの機内レビューはすでに公開されていますが、なぜか機内モードのメインの機能である映画鑑賞については触れられておらず、読書などのマイナー機能の性能を批判する中途半端なものにとどまっています。
 
 
Photo:BeOnd

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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