AppleがiOS17.2.1署名停止!最新17.3への移行促進

ios17.2.1

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Appleは現地時間30日、iOS17.2.1への署名を停止しました。これは、iOS17.3の正式版がリリースされた22日から1週間後のことです。これにより、ユーザーはiOS17.3にアップデートすると、それ以前のバージョンへのダウングレードが不可となります。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは30日、iOS17.2.1への署名を停止した。
2. iOS17.3の正式版がリリースされた22日から1週間後のこと。
3. アップデートすると、以前のバージョンへのダウングレードが不可となる。

最新OSバージョンの使用を促進

Appleの署名停止は、ユーザーに最新バージョンのiOSの使用を促進するねらいがあるとされています。
 
iOS17.3では、「盗難デバイスの保護」という新機能が導入されています。この機能はウォール・ストリート・ジャーナルがパスコードの盗み見が横行していると警鐘を鳴らしたことに端を発するとされています。

iOS17.4のベータテストが開始済み

現在最新のiOSバージョンは、iOS17.4ベータ1となります。このバージョンでは欧州連合(EU)にてサイドローディングが有効化されています。
 
iOS17.3の正式版のリリース前、iOS17.3ベータ2では一部のデバイスが文鎮化するという不具合が発生しました。
 
iOS16.4以降では、ベータ版のiOSをダウンロードする際、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」>「ベータアップデート」の順に選択し、デベロッパベータ版を選択するだけで、わざわざ構成プロファイルをダウンロードする必要はなくなりましたが、あくまでも開発者向けであることに留意する必要があります。
 
 
Photo:MacRumors
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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