AirPodsモーションデータ活用!Safariで新展開
Appleデバイスで動作するスマートインソールの開発を行う人物が、AirPodsのモーションデータがSafariで使用できるようになったと動画を投稿しています。どのような用途が考えられるのでしょうか。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. AirPodsのモーションデータがSafariで使用可能になったと動画が投稿された。
2. 投稿したのはApple TV上で動作するスマートインソールなどの開発を行っている人物。
3. 廉価なVRヘッドセットなどに応用できる可能性がある。
かなり詳細なトラッキングが可能
Ukaton(@ConcreteSciFi)という人物は、Apple TV上で動作するスマートインソールなどの開発を行っています。スマートインソールとは、靴の中敷き型のウェアラブルデバイスで、様々なセンサーを埋め込んで足裏の圧力分布や下半身の動作を分析することができます。
同氏はSafariのブラウザ機能拡張をアップデートし、AirPodsのモーションデータをブラウザで使用できるようになったと投稿しています。
Updated our Safari Web Extension so now you can get AirPods Pro motion data in the browser
Works on Safari for iOS and Mac
Works with AirPods Pro, AirPods (3rd gen), AirPods Max, and Beats Fit Pro https://t.co/qE8JndAcpZ pic.twitter.com/PLHHR3HrEH
— Ukaton (@ConcreteSciFi) December 14, 2023
機能はiOSとMacのSafariで動作するとのことで、AirPods Pro、AirPods(第3世代)、AirPods Max、Beats Fit Proでも使用可能とのことです。
AirPodsモーションデータのトラッキングで何が作れる?
投稿には多くのコメントが寄せられていますが、廉価なVRヘッドセットに応用できるのではないかとの意見が最も興味深いと言えます。
AirPodsのモーションデータを併用することで、ゴーグル自体にセンサーを埋め込む必要がなくなり、価格を抑えることが可能となるからです。
個人的には何かしらのフィットネス系のPWA(プログレッシブウェブアプリ)に応用できるのではないかと見ています。
(lexi)