ソリッドステート・アクティブ冷却チップでMacBook AirがProに早変わり?

AirJet

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Froreという会社が開発したAirJetという「ソリッドステート・アクティブ冷却チップ」をMacBook Airに取り付けることで、ファンの搭載が可能となり、高負荷時のパフォーマンスが向上するそうです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. MacBook Airに「AirJet」という冷却チップを取り付けることができる。
2. ファンの搭載が可能となり、高負荷時のパフォーマンスが向上するそう。
3. 消費者向けではなく、将来的にMacBookに搭載される可能性を示すものだという。

サーマルスロットリングを解決?

AirJetという新たな冷却システムは、MacBook Airにフィットするよう超薄型設計となっています。
 
MacBook AirはProモデルと異なりファンが搭載されていないため、サーマルスロットリングを引き起こしやすいといわれていますが、AirJetを搭載することでコンピュータ内の温度を適切なレベルに保つことができるとのことです。

AirJetでベンチマークはProに匹敵?

Cinebench R23を使ったベンチマークテストでは、M2 MacBook AirはM2 MacBook Proよりも7%遅いという結果が出ていましたが、AirJetを搭載するとスコアはProのものに匹敵したとのことです。
 
なおAirJetは、消費者向け製品ではなく、ユーザーが改造することは念頭に置かれていません。Froreはデモを公開していますが、あくまでもこれはMacBookに将来的に搭載される可能性を示すものとのことです。
 
PCWorldが公開したデモ動画は、以下で視聴可能となっています。
 

 
 
Source:Macworld
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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