米10代の87%がiPhoneを所有。この10年で若者の関心が急上昇

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teen iphone ownership 2023
 
投資会社Piper Sandlerが9,193人の米国の10代を対象に行った調査によると、回答者の87%がiPhoneを所有しており、88%が次もiPhoneを選択すると回答していることが明らかとなりました。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.米10代の87%がiPhoneを所有し、88%が次もiPhoneを選択すると回答。
2.Apple Watchの10代の所有率は、昨年よりも増加し34%。
3.10代のiCloudプライベートリレー使用率は2023年後半に急増。

10代のiPhoneとApple Watchの所有率

10代のiPhone所有率は昨年から変わっていませんが、この10年間で10代のiPhoneへの関心が急上昇しています。2013年10月時点では、10代の55%がiPhoneを所有しており、24%がAndroidデバイスを所有していました。
 
Apple Watchの所有率も、徐々にではありますが増加傾向にあります。調査対象となった10代の34%がApple Watchを所有しており、昨年の31%から増加しています。一方、今後6カ月以内にApple Watchを購入する予定があると回答した10代は10%で、2022年秋の16%から減少しました。

10代が最も使用する決済アプリはApple Pay

10代が使用する決済アプリは、Cash App(27%)、Venmo(20%)、PayPal(10%)を抑えてApple Payがトップとなりました。42%が直近1カ月間で、同サービスを利用したと回答しています。
 
音楽配信サービスのカテゴリにおいては、Apple MusicSpotifyに次いで2位でトップを逃しました。調査対象となった10代の70%が音楽配信サービスとしてSpotifyを利用しており、Apple Musicを利用しているのは30%強となっています。なお、有料サービスを利用する10代の46%がSpotifyに料金を支払っているのに対し、Apple Musicに支払っている10代は、わずか30%でした。
 
Piper Sandlerは、10代のiCloudプライベートリレーの利用率についても調査しており、10代の利用率は2023年後半に急増しています。10代の37%がiCloudプライベートリレーを使用していると回答し、17%が今後6カ月以内に利用したいという気持ちがあると回答しました。
 
今年初めに行われた調査では、iCloudプライベートリレーを利用する10代は、わずか24%でした。
 
10代を対象とした調査は年2回実施され、Piper Sandlerは10年以上にわたってレポートを発表しています。今秋のレポートにおいては、49の州で9,193人の10代の若者(平均年齢15.7歳)に調査を実施しました。
 
 
Source:Piper Sandler via MacRumors
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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