iPhone15 Proシリーズ、A17 ProがUSB速度制限の舞台裏

iPhone15 Pro AC 1007_1200

iPhone15 Pro AC 1007_1200
 
iPhone15 Proシリーズに搭載されているA17 ProにはM1と同じUSBコントローラが搭載されていますが、機能は制限されているとリーカーのShrimpApplePro氏(@VNchocoTaco)が伝えました。
 
そのため、本来であればM1と同じ40Gbpsの転送速度が可能ながら、10Gbpsに制限されているようです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15 Proシリーズに搭載されているA17 Proには、M1と同じUSBコントローラが搭載されている。
2. 転送速度は40Gbpsではなく、10Gbpsに制限されている。
3. Thunderbolt 3をサポートすることによるコスト増加を回避したのかもしれない。

Thunderbolt 3をサポートすることによるコスト増加を回避?

ShrimpApplePro氏によれば、iPhone15 Proシリーズに搭載されているA17 ProUSBコントローラはM1と同じで、Thunderbolt 3の転送速度である40Gbpsに対応しているとのことです。
 
しかし、iPhone15 ProシリーズUSB 3.2 Gen 2の転送速度である10Gbpsに制限されています。
 
その理由についてShrimpApplePro氏は、Thunderbolt 3をサポートすることによるコスト増加を挙げています。
 
Thunderbolt 3をサポートした場合、AppleはThunderboltの開発元であるIntelに対してライセンス料を支払わなければならないと考えられます。

iPhone16とiPhone16 PlusにはA17 ProではなくA17が搭載

ShrimpApplePro氏も、iPhone16とiPhone16 PlusにはA17 ProではなくA17が搭載されると予想しています。
 
その場合、A17にはM1と同じUSBコントローラは搭載されない可能性が高そうです。
 
 
Source:ShrimpApplePro(@VNchocoTaco)/X via Wccftech
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/X
(FT729)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

特集

目次