macOS Sonomaが正式リリース

macOS Sonoma

macOS Sonoma
 
Appleは2023年9月27日、Mac向けにmacOS Sonomaをリリースしました。
 
macOS Sonomaの対象機種は以下のとおりです。
 

  • iMac 2019年モデル以降
  • iMac Pro
  • MacBook Air(2018年モデル以降)
  • MacBook Pro(2018年モデル以降)
  • Mac Pro(2019年モデル以降)
  • Mac Studio(2022年モデル以降)
  • Mac mini(2018年モデル以降)

 
以下、macOS Sonomaのリリースノートを掲載します。

macOS Sonomaのリリースノート

macOS Sonomaは、生産性と創造力を高めるまったく新しい機能を搭載しています。
 
美しいスクリーンセーバとデスクトップに追加できるウィジェットでMacをパーソナライズしましょう。プレゼンテーションの一部に常に自分が表示される新しい方法で成果を発表すると、ビデオ通話中にあなたの存在感を高めることができます。
 
SafariのプロファイルとWebアプリを使うと、まったく新しい方法でブラウズを管理できます。ゲームモードでは、ゲームのパフォーマンスが大幅に向上します。アップグレードを実行すると、Macで使用可能な最新のセキュリティとプライバシー保護機能が適用されます。
 

スクリーンセーバ

• 世界各地の風景の美しいスクリーンセーバは、ログインすると途切れることなくデスクトップの壁紙に移行
• 風景、街並み、水中、地球などのテーマ別にスクリーンセーバが入れ替わって循環するシャッフル設定
 

ウィジェット

• ウィジェットはデスクトップ上のどこにでも配置でき、アプリで作業している間は壁紙のカラーに適応
• iPhoneが近くにあるか、同じWi‑Fiネットワークに接続されている場合、iPhoneのウィジェットをMacに追加することが可能
• インタラクティブなウィジェットで、ウィジェットから直接、ショートカットの実行やメディアの一時停止などのアクションが実行可能
 

ビデオ会議

• 発表者オーバーレイを使うと、画面共有中に常に自分を中央か前面に表示(Appleシリコンを搭載したMac)
• ビデオ通話で自分の周囲にハート、風船、紙吹雪などの3Dエフェクトのリアクションを追加可能(Appleシリコンを搭載したMac、iPhone 12以降を使用した連係カメラ)

Safariとパスワード

• プロファイルによって仕事用や個人用などのテーマ別にブラウズが可能
• Webアプリにより、どのWebサイトもアプリのように使用でき、Dockのアイコンからの素早いアクセスやシンプルなツールバーによる容易なブラウズが可能
• 強化されたプライベートブラウズにより、プライベートブラウズウインドウは使用していないとロックされ、既知のトラッカーをWebページの読み込み時にブロックし、WebページのURLからあなたを特定するトラッキングを削除
• 信頼できる連絡先とのパスワードとパスキーの共有
 

メッセージ

• ライブステッカーがiOSとiPadOSからmacOSに同期され、iPhoneやiPadで作成したライブステッカーにアクセス可能
• 検索フィルタで人名、キーワード、コンテンツタイプ(写真やリンクなど)などを指定可能
• iMessageの吹き出しをスワイプしてインラインで返信可能
 

ゲーム

• ゲームモードでは、CPUとGPUがゲーム最優先で使用され、フレームレートの安定性が向上し、ワイヤレスコントローラのレイテンシが低減(Appleシリコンを搭載したMac)
 

キーボード

• 音声入力機能が向上し、声とキーボードを一緒に使用してテキストの入力が可能
 

AirPods

• 適応型オーディオによって、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードが動的にブレンドされた新しいリスニングモードが提供され、周囲の状況に合わせたノイズコントロール体験を実現(最新ファームウェアのAirPods Pro(第2世代))

• パーソナライズされた音量によって、周囲の環境および長期的なリスニングの好みに合わせてメディアの音量を調整(最新ファームウェアの AirPodsPro(第2世代))
• 会話感知で、周囲の騒音を減らしつつ、メディアの音量を下げ、目の前にいる人の声を強調(最新ファームウェアの AirPods Pro(第2世代))

• 通話中にマイクの消音と消音解除が可能(AirPods(第3世代)、AirPods Pro(第1世代と第2世代)、または最新ファームウェアのAirPods Max)
• AirPodsの自動切り替え機能の向上により、Macを最大2倍の速さで検出可能(AirPods(第2世代と第3世代)、AirPods Pro(第1世代と第2世代)、最新ファームウェアのAirPods Max)
 

プライバシー

• “センシティブな内容の警告”を有効にすることで、“メッセージ”で、センシティブな画像が予期せずユーザに表示されるのを防止
• “コミュニケーションの安全性”によるお子様の保護が拡張され、ヌードを含む写真に加えてビデオも、“メッセージ”や写真ピッカーで共有する際に検出可能
• 共有権限が改善され、写真ライブラリやカレンダー全体へのアクセスを許可することなく、共有する写真の選択やカレンダーへの予定の追加が可能
 

アクセシビリティ

• ライブスピーチにより、話したいことを文字で入力して、FaceTime通話や対面の会話で読み上げさせることが可能
• パーソナルボイスで、自分の声を失うリスクのあるユーザが自分の声のように聞こえる声をデバイス上の機械学習を使用して非公開で安全に作成するのを支援
• “Made for iPhone”対応補聴器をMacとペアリングして使用することが可能(MacBook Pro(2021)、Mac Studio(2022)、M2チップを搭載したMacコンピュータ)
 

このリリースには、以下の機能と改善も含まれています:
 
• 1回限りの確認コードをメールからSafariに自動入力する機能によって、素早くSafariでサイトにサインイン可能
• “メモ”で埋め込まれたPDFとスキャン書類が画面幅で表示され、簡単に閲覧可能
• “リマインダー”の買い物リストで、品物を追加すると関連する品物をセクション別に自動的にグループ化
• ビデオで”画像を調べる”を使用して、一時停止したビデオフレームに映っている対象物について調べることが可能
• “写真”の”ピープル”アルバムの“ペット”で、友達や家族と同様にアルバム内のペットを識別
• “画面共有”の高パフォーマンスモードにより、カラーワークフローに対応し、Macにリモートアクセスするときの反応が向上(Apple シリコンを搭載したMac)
• ”探す”の持ち物共有で、AirTagを最大5人と共有可能
• “ホーム”のアクティビティ履歴で、ドアロック、ガレージのドア、セキュリティシステム、および接触センサーの最近のイベント履歴を表示可能
• M2チップを搭載した13インチMacBook Air で、バッテリーの状態管理がアップデートされ長期的なバッテリーの状態を最適化する機能が改善

 
一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できません。

 
 
Source:Apple
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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