Apple、開発者向けリソース「Appleのエキスパートに相談」の提供開始

Meet With Apple Experts

Meet With Apple Experts
 
Appleは現地時間9月26日、開発者向けの新しいグローバルリソース「Appleのエキスパートに相談(Meet with the Apple Experts)」の提供を開始することを発表しました。開発者は、Apple主催のセッション、ワークショップ、ラボ、個別相談などに参加できます。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.Apple、開発者向けリソース「Appleのエキスパートに相談」の提供開始。
2.開発者は、50以上のワークショップやコンサルテーションを利用可能。
3.セッションの多くは日本語を含め、様々な言語に対応。

日本語対応のセッションも

Appleのエキスパートに相談」では、50以上のワークショプやコンサルテーションを即座に利用できるほか、オンラインと対面式の両方のアクティビティに継続的にアクセスできるため、世界中の開発者がAppleのエキスパートと直接繋がり、洞察、サポート、フィードバックを受ける機会がさらに増えます。
 
ほとんどのセッションはオンラインで開催され、世界中の開発者が参加できますが、複合現実(MR)ヘッドセット「Apple Vision Pro」を使用するものは、米カリフォルニア州クパチーノにあるApple ParkのApple Developer Centerで開催されるということです。
 
開催されるセッションには、「WWDC23のハイライトの紹介」「iOS17iPadOS17の新機能」「iPhone向けアプリの最適化」「アプリの見つけやすさとマーケティングの概要」などがあります。
 
セッションの多くは米国外の開発者でも参加できるよう、様々な言語(英語、スペイン語、北京語、日本語、韓国語、ポルトガル語)に対応しています。開発者は、アプリのデザイン、バグの解消、新技術の実装に関するフィードバックを得るために1対1のデザインや技術に関する相談を申し込むことも可能です。
 
なお、1対1のコンサルテーションを受ける場合は、リクエストする際に希望する言語を伝えることができます。

1対1でアプリの審査に関する相談が可能

この新しいグローバルリソースの中で特に注目すべき点は、開発者が1対1のApp Reviewコンサルテーションのリクエストをできることで、審査プロセスの仕組みや、ガイドラインに準拠したアプリの構築方法、よくある不承認の理由などについてアドバイスを受けることが可能です。
 
Appleによると、開発者は同社のエバンジェリスト、エンジニア、デザイナーとつながることができるということです。「Appleのエキスパートに相談」のセッションは、早ければ9月27日から始まり、10月と11月にも多くのセッションが用意されています。
 
詳細については、Apple DeveloperのWebサイトの「Appleのエキスパートに相談」のページで確認できます。
 
 
Source:Apple(1), (2) via MacRumors
Photo:Apple
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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