macOS Sonomaでは、OSが最新じゃなくても最新の壁紙が使える

macOS Sonoma 壁紙

macOS Sonoma 壁紙
 
このほどリリースされたmacOS Sonomaベータ7では、120以上の動く壁紙が利用可能となっています。世界各地の都市、美しい自然の景色などの壁紙は、ロック画面で動き出してスクリーンセーバーとして機能します。これらの新作壁紙は、最新OSにアップグレードしなくても利用できます。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. macOS Sonomaベータでは120以上の動く壁紙が利用可能。
2. ロック画面になると、壁紙が動き出す。
3. これらの新作壁紙は、最新macOSをインストールしなくても使える。

 

120以上のアニメーション壁紙が利用可能に

開発者向けに公開されたmacOS Sonomaベータ7では、多くの動く壁紙が提供されています。
 
macOS Sonomaでは、時計と壁紙が表示される、新しいロック画面が導入されます。
 
従来のベータ版でも22種類のアニメーション付き壁紙が提供されていましたが、ベータ7では120以上の壁紙がある、と9to5Macは報じています。
 
これら多くの壁紙には、Apple TVで提供されているのと同じ映像が含まれており、「風景」「都市」「水中」「地球」の4カテゴリーに分類されています。
 
「都市」の壁紙は、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ロンドン、ドバイ、香港など世界各地の都市の光景が含まれています。

ロック画面で壁紙がスクリーンセーバーに

macOS Sonomaの壁紙は、設定した状態では静止画ですが、ロック画面上でアニメーションが動作し、スクリーンセーバーとして機能します。
 
ユーザーは、ロック画面のアニメーションをオフにして、静止画を表示することもできます。

最新版OSをインストールしなくても最新の壁紙が利用可能

これらの新しい壁紙は、リモートで更新されるカタログとして提供されるため、macOS Sonomaベータ7をインストールしなくても利用可能です。
 
今後Appleは、macOSをアップグレードしなくても新作壁紙を利用できるようにするつもりかもしれない、と9to5Macはコメントしています。

多くの新機能が追加されるmacOS Sonoma

macOS Sonomaでは、壁紙の変更だけではなく、多くの新機能が追加されます。
 
デスクトップ上にインタラクティブなウィジェットが利用可能となり、音楽の再生、天気予報のチェック、スマートホーム製品の操作などを直接操作できます。
 
macOS Sonoma ウィジェット
 
Safariのプライベートブラウジング機能が強化され、プロフィールにより仕事用と個人用など目的を分けて管理できるようになります。
 
また、MacのCPUとGPUの処理能力をゲームに優先して振り向けるゲームモードにより、滑らかで遅延の少ないゲーム体験が可能となります。

10月にはM3搭載Macも発表か

Appleは、現地時間9月12日のiPhone15シリーズ発表に続いて、10月にはM3を搭載した複数のMacを発表するとBloombergのマーク・ガーマン記者が伝えています。
 
ガーマン氏によると、M3搭載のMacBook Airや13インチMacBook Pro、Mac mini、iMacの発表が見込まれるものの、これらMacの発表がイベントの形式を取るかは不明とのことです。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:Apple
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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