Vision Pro用アプリ開発者向けに「visionOS SDK」がリリース

Apple Vision Pro SDK

Apple Vision Pro SDK
 
Appleは現地時間6月21日、WWDC23で発表した複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」のアプリを開発するためのソフトウェア開発キット「visionOS SDK」をリリースしました。visionOS SDKは、同日に提供が開始されているXcode 15ベータ2をダウンロードすることで利用できるようになります。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.Vision Pro用アプリ開発者向けに「visionOS SDK」がリリース。
2.visionOS SDKは、Xcode 15ベータ2に含まれている。
3.来月、東京、ロンドン、上海などに開発者ラボが開設される。

開発者向けに「visionOS SDK」がリリース

Appleはニュースルームページで、visionOS SDKについて次のように説明しています。
 

本日より、Appleのグローバルな開発者コミュニティは、Vision Proの無限のキャンバスを最大限に活用し、デジタルコンテンツを物理的世界とシームレスに融合させることで、驚異的な新体験を可能にする全く新しいクラスの空間コンピューティングアプリを開発できるようになります。
 
開発者は、visionOS SDKを利用することで、Vision ProとvisionOSのパワフルでユニークな機能を活用し、生産性、デザイン、ゲームなど様々なカテゴリーにわたる全く新しいアプリケーション体験をデザインすることが可能です。

 
同社は来月、クパチーノ、ロンドン、ミュンヘン、上海、シンガポール、東京に開発者ラボを開設し、開発者にVision Proのハードウェアの実地体験とアプリ開発のサポートを提供するということです。開発チームは、Vision Pro上で迅速なビルド、反復、テストを行うための開発者キットを申請することもできます。
 
なお、Unityの堅牢なオーサリングツールを使って3Dアプリやゲームを作ってきた開発者は来月より、UnityアプリをVision Proに移植し、その強力な機能をフルに活用できるようになる予定です。
 
Apple Developer Programに登録している開発者は、開発者向けWebサイトより、visionOS SDKを含むXcode 15ベータ2をダウンロードできます。
 
 
Source:Apple(1),(2) via MacRumors
Photo:Apple
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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