カード型の紛失防止タグ「AirCard」がクラファンに登場〜「探す」にも対応

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スイス拠点のアクセサリー会社Rolling Squareは、Appleの「探す」ネットワークに対応したカード型の紛失防止タグAirCardのKickstarterキャンペーンですでに1億円以上を集めることに成功しています。
 
※クラウドファンディングは、製品・サービスの購入ではなく”投資”であるため、プロジェクトの進行が遅れてお礼のリターン(製品やサービス)が予定通り届かない場合や、目標額に到達しないなどの理由で開発自体が中止となることもあります。また海外プロジェクトの無線機では、日本国内での利用に必要な技適マークを取得していないケースがあります。これらのリスクを理解した上でご利用ください。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. スイス拠点のアクセサリー会社が、AirCardのKickstarterキャンペーンで1億円以上を集めた。
2. AirCardはAppleの「探す」ネットワークに対応したカード型の紛失防止タグである。
3. NFCとQRコードの両方を利用したデジタル名刺としても機能する。

「正確な場所を見つける」は利用できない

Rolling SquareのAirCardは、財布に入れて持ち歩くことを目的とした薄いカードサイズのデバイスで、無数のApple製デバイスから成る匿名の暗号化ネットワーク探す」に対応しています。
 
AirCardは、位置情報の追跡に加えて、置き忘れ警告や、比較的近くに来たときに位置を絞り込むのに役立つ105デシベルのスピーカーなど、その他の「探す」機能もサポートしていますが、AirTagの「正確な場所を見つける」は、AirCardやその他のサードパーティ製の「探す」トラッカーでは利用できません。
 
AirCardにはQRコードが取り付けられており、財布を拾った人がスキャンすると情報を得られるようになっています。

デジタル名刺としても機能

AirCardは、「探す」ネットワークをもとにした紛失防止だけでなく、NFCとQRコードの両方を利用したデジタル名刺として機能し、自分の連絡先を素早く簡単に他の人と共有することができ、厚さもわずか2.2ミリ(一般的なクレジットカード1.6枚分)と、財布にかさばりません。
 
AirCardのKickstarterキャンペーンはあと1週間あまりで終了し、8月に出荷が開始される予定です。AirCard1枚のEarly Bird価格は27ユーロ(約4,080円)で、送料込みとなっています。
 
 
Source:Kickstarter
Photo:Rolling Square/YouTube
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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