Gmailの新機能「Help me write」がiOS版に登場。テスターのみ利用可

Help me wrie

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Googleは、現地時間2023年5月10日に開催された「Google I/O」で、Gmailの新機能「Help me write」を発表しました。この機能は、テキストを入力すると生成AI(人工知能)が自動でメール文章を作成してくれるというもので、「スマートリプライ」や「スマート作成」機能を発展させたものです。
 
そして現在、「Help me write」機能が「Workspace Labs」に登録済みのユーザーを対象に、Android及びiOS版Gmailで利用できるようになっていることが明らかとなりました。
 
Workspace Labsとは、ユーザーが新しいAI機能を試すことができるテスタープログラムで、今のところ日本では利用できません。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.Gmailの新機能「Help me write」がAndroid及びiOS版に登場。
2.テスタープログラム「Workspace Labs」の登録ユーザーのみ利用可能。
3.生成された文章は、ワンクリックで簡単に改善することができる。

AIがメール文章を自動生成

Android及びiOS版Gmailを開くと、最初に生成AIの導入を促すプロンプトが立ち上がり、右下に「Help me write」ボタンが表示されます。ボタンをタップすると、送りたい内容のメールを説明するテキストが入力できるようになり、「Create(作成)」ボタンを押すと、文章が生成されます。
 
生成された文章がメール本文に挿入された後に、もう一度ボタンをタップすると、「Formalize(よりフォーマルに)」「Elaborate(より洗練された表現へ修正)」「Shorten(短縮化する)」「I’m Feeling Lucky(細部を工夫して更新)」「Write a draft(下書き)」の5つのボタンが表示され、文章をより改善させることが可能です。改善された文章は、既に入力されている文章と置き換えることができます。
 
今のところ、新機能「Help me write」を試すことができるプログラム「Workspace Labs」が日本で提供される時期については、不明です。
 
 
Source:Google,Google/You Tube via 9to5Google
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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