「Siri」の呼びかけだけで起動可能なのは当面英語のみ

    Siri

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    Appleは世界開発者会議(WWDC23)の基調講演において、iOS17など次期OSでは音声アシスタントSiriを、「Hey Siri」ではなく「Siri」だけで起動可能になると発表しました。
     
    しかしこれが実現するのは当面は英語のみで、かつ地域限定であることがわかりました。

    ■3行で分かる、この記事のポイント
    1. Siriが「Siri」だけで起動するのは当面は英語のみ。
    2. 地域もアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスに限定。
    3. 一度のSiriの起動で複数コマンドが連続使用可能になる。

    Siriのみで呼び出せるのは英語のみ。地域も限定

    Appleの発表によると、iOS17、iPadOS17、macOS Sonomaおよびその他次期OSでは、「Hey Siri」だけでなく「Siri」でもSiriの起動が可能になります。
     
    ただし「Siri」だけでも対応可能になるのは当面英語のみで、使える地域もアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスに限定されるとのことです。

    一度の起動で複数のコマンドが使用可能に

    そしてSiriが変わるのは、起動時のワード(ウェイクワード)だけではありません。
     
    これまではSiriを起動したら、1つのコマンドしか使うことができませんでした。つまり2つ目のコマンドを使うには、再度Siriに呼びかける必要があったのです。
     
    しかしiOS17では、一度Siriを起動すれば、複数のコマンドを連続して伝えることが可能になります。
     
    続けて質問をしたい場合など、いちいち「Hey Siri」または「Siri」と呼びかける必要がなくなるので便利です。
     
    進化したSiriはiOS17だけでなく、iPadOS17macOS Sonoma、HomePod Software 17でも使えるようになると思われます。
     
     
    Source:Apple,9to5Mac
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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