「Apple Cardの普通預金口座への反応は凄まじい」AppleのクックCEO

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先月から提供が始まったApple Cardの普通預金口座は、4.15%の高利回りが特徴ですが、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、顧客の反応は「凄まじい」ものだった、と述べています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのクックCEOは、顧客の反応は「凄まじい」ものだったと述べている。
2. Apple Cardの普通預金口座は、4.15%の高利回りが特徴だという。
3. この金利は3月下旬の時点で「全米平均の10倍以上」であるとしている。

全米平均の10倍以上の年利

Appleの四半期決算説明会で、Apple Cardの普通預金口座と新たな融資機能「Apple Pay Later」の両方が、「顧客のより健康的な金融生活」をサポートするとクック氏は語りました。
 
Apple Cardユーザーは、Goldman Sachsの高利回り口座を開設し、手数料や最低残高の条件なしに、Daily Cashのキャッシュバック残高やその他の預け入れ金に対して利息を獲得し始めることができます。この口座は現在4.15%のAPY(年利)を提供しており、Appleによれば、この金利は3月下旬の時点で「全米平均の10倍以上」であるとのことです。

Appleは後払いサービスのため新たな子会社を立ち上げ

Appleは、Apple Payでの購入額を、一括ではなく6週間の期間で4回に分けて利子無しで支払うことができる後払いサービス「Apple Pay Later」を今年に入って開始しましたが、そのためにApple Financingという新たな子会社を立ち上げています。
 
Appleはより高額な購入額を数カ月にわたって分割支払いできる別のサービスの開発も噂されており、同社は以前にも増して金融サービスに注力しているようです。
 
残念ながら、Apple Card、Apple Cardの普通預金口座、Apple Pay Laterはいずれも現在のところ日本で利用することはできませんが、iPhone同士で外部端末なしでコンタクトレス決済が行える「Tap to Pay」は台湾にも広がりをみせているため、Appleの金融サービスがやがて日本で導入されることも可能性としてあり得るのではないでしょうか。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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