Apple Payで後払い、いよいよ米国でスタート
Appleは現地時間2023年3月28日、世界開発者会議(WWDC 2022)においてiOS16での導入を発表していた「Apple Payで後払い」サービスを、アメリカにおいて開始すると発表しました。
Apple Payで後払いを利用するには、先日リリースされたiOS16.4が必要となります。
3月28日より招待制でスタート
Apple Payで後払いとは、購入金額を均等な4回払いで、6週間にわたり支払うことが可能で、利息や手数料も発生しません。
ユーザーは自分の支払い状況を、Appleウォレットでいつでも確認、管理することができます。
Apple Payで後払いは50ドル〜1,000ドルまでの購入に適用でき、Apple Payに対応するオンラインショッピングや、App Storeでのアプリ内課金で利用可能です。
Appleは3月28日より、招待制でApple Payで後払いの提供を開始し、今後数カ月以内に全Apple Payユーザーが利用できるようにすると、プレスリリースに記しています。
アメリカ以外の地域で利用可能になるかは不明
AppleはApple Payで後払いを、新たな小会社Apple Financing LLC経由で行います。信用調査や融資はこのApple Financingが行うとのことです。
またApple Payで後払いの提供にあたってはMastercardおよびGoldman Sachsと提携しています。Mastercardネットワークを使用する場合、Apple Payで後払いはApple Payで簡単に利用でき、加盟店側で操作を行う必要はないと、Appleは説明しています。
現時点では、Apple Payで後払いがアメリカ以外の地域で利用可能となるのかどうかは不明です。