AppleのSafari、デスクトップPC向けWebブラウザ市場で2位に返り咲く
AppleのSafariがデスクトップPC向けWebブラウザ市場において、Microsoft Edgeを抜いて再び2位の座に返り咲いたことがわかりました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleのSafariが、デスクトップPC向けWebブラウザ市場で2位に返り咲いた。
2. Microsoft Edgeは2022年3月のシェアでSafariを抜いて2位だった。
3. 1位は言うまでもなく、ダントツの66.13%。
Safariが再び2位に
複数のWebサイトから収集したデータをもとに、Webブラウザの人気度を調査するStatcounterによると、2023年3月の時点でAppleのSafariが2位に復活したとのことです。
Statcounterの調べによれば、Microsoft Edgeは2022年3月のデスクトップPC向けブラウザシェアで、Safariを抜いて2位となりました。
その後もずっとMicrosoft Edgeが2位のポジションを維持してきましたが、2023年3月に再び3位に陥落した模様です。
1位は言うまでもなく、Google Chromeです。
2023年3月のWebブラウザシェアランキング
2023年3月時点でのデスクトップPC向けWebブラウザのシェアランキングは以下のとおりです。
- Google Chrome:66.13%
- Safari:11.87%
- Microsoft Edge:11%
- Firefox:5.65%
- Opera:3.09%
- Internet Explorer:0.55%
Safari 16
Appleは2022年9月に、タブグループ機能を拡張したSafari 16をリリースしました。Safari 16ではWebプッシュ通知機能、タブグループの共有、強力なパスワード編集、Passkeysなど、いくつもの新機能が追加されています。
一方競合するMicrosoft は、人工知能(AI)をMicrosoft Edgeに積極的に取り込もうとしています。
AppleはSafariのアップデートについても、6月5日開幕の世界開発者会議(WWDC23)で発表する見通しです。
Source:Statcounter via 9to5Mac
(lunatic)