Netflixの「広告つきベーシック」プランの画質が1080pに向上
動画ストリーミングプラットフォームNetflixの「広告つきベーシック」プランの画質が、これまでの720pから1080pへと向上したことが明らかになりました。
ライバルサービスと比べられたNetflix
Netflixは、昨年末から月額790円(税込)の「広告つきベーシック」プランを提供していますが、これまで画質は720pまでに制限されており、批判が集まっていました。
ライバルプラットフォームのDisney+が、広告付きプラン「Disney+ Basic」で、月額7.99ドルでフルHD、HDR10、4K Ultra HD、Dolby Vision、IMAX Enhancedによる拡大アスペクト比で配信し始めたのも、火に油を注ぐこととなりました。
同時ストリームの数も1つから2つに増加
Netflixは、18日に発表した2023年第1四半期の業績報告書の中で、加入者に追加費用をかけずに「広告付きベーシック」プランの映像品質を1080pに引き上げると述べました。さらに、同時ストリームの数を1つから2つに増やすとも述べています。
Netflixによると、カナダとスペインのユーザーは、1080pの解像度と追加ストリームの提供を直ちに受けることができ、アップグレードは今月末までにすべての市場に展開される予定とのことです。より手頃な「広告つきベーシック」プランは、英国、米国、オーストラリア、ブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、日本、韓国でも利用可能です。
Netflixは過去25年間続けてきたDVD宅配レンタルサービスを終了すると発表したばかりです。パンデミックを機にさまざまな変革を迫られているNetflixの今後の動向に注目が集まっています。
Source:MacRumors
(lexi)