2023年1月28日10:33公開 / 2023年1月29日14:38更新

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Apple、AR/VR向けレンズ開発企業を買収か〜レンズを自社開発する可能性?

Limbak


 
はこのほど、拡張現実(AR)/仮想現実(VR)デバイス向けにレンズを開発してきたスペインの企業を買収した模様です。Appleが開発中と噂の、AR/VRヘッドセットに同社の技術が採用される可能性があります。

「米国の大手企業」が買収

カール・グタグ氏は2022年12月29日、「米国の大手企業」が、スペインのLimbakを買収した事実を確認した、とブログで伝えました。
 
Limbakは2013年創業で、次世代のAR/VRメガネやAR/VRヘッドセット向けのレンズを開発していた企業です。
 
LimbakはAR/VRヘッドセットである「Lynx-R1」(フランスのLynx開発)や、VR専用のLinuxディストリビューションSimulaOSを搭載した一体型VRヘッドセット「Simula One」向けに、レンズを開発していたと伝えられています。

以前よりAppleとのコンタクトが噂されていたLimbak

グタグ氏によれば、Limbakは以前より、MetaやAppleを含む、AR/VRヘッドセットを開発している大手企業とコンタクトを取っているとの噂がありました。
 
Appleは、近年ペースは落ちているものの、しばしば小さな企業の買収を行っており、メディアが発見して報道しなければ、買収の事実を自ら報告することはありません。
 
今回の買収についてもAppleはコメントを発表していませんが、Limbakを買収した大手米国企業とはまずAppleのことだろうと、複数のソースが報じています。
 
これが事実であれば、Appleは自社でAR/VRヘッドセットや、数年後の製品化が噂されるAR/VRメガネ向けのレンズを、自社で開発する可能性も生じてきます。

 
 
Source:KGOntech,Mixed Reality News
(lunatic)

著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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