Apple Watch UltraがマイクロLEDを搭載するのは2025年〜LG製?

    Apple Watch Ultra 2025 micro LED iM_1200

    Apple Watch Ultra 2025 micro LED iM_1200
     
    Apple Watch Ultra(2024年モデル)はマイクロLEDディスプレイを搭載すると、Haitong International Securitiesのアナリストであるジェフ・プー氏が伝えたのに対し、予想的中率92.9%の実績を誇るDSCC(Display Supply Chain Consultants)の最高経営責任者(CEO)ロス・ヤング氏が、実製品が発売されるのは2025年で、Appleが同ディスプレイを内製するわけではないと述べています。

    Appleがディスプレイを内製することはなく、発売も2025年?

    プー氏は、Apple Watch UltraにマイクロLEDディスプレイが搭載されるのは2024年と予想、Bloombergのマーク・ガーマン記者は、Appleは同ディスプレイの内製化を計画していると伝えていました。
     
    ガーマン記者の「Appleが内製する」との予想について、自社で設計を行っても工場を所有せずに製造を委託するのであれば、それは内製とは言わない本当に実現するのかとの指摘がネット上で挙がっていました。
     
    ヤング氏はこうした指摘に対し、Appleが全ての製造工程を手がけるわけではないと説明、Apple Watch向けマイクロLEDのバックプレーンは、LG Displayが製造ラインを整備すると述べています。
     
    同氏によれば、この製造ラインが稼働するのは2024年下半期(7月〜12月)で、ここで製造されたマイクロLEDディスプレイを搭載するApple Watchが発売されるのは、2025年とのことです。
     

    バックプレーンとは?

    バックプレーンについてIT用語辞典には、下記のように記されています。
     

    バックプレーンとは、電子機器内部の回路基板の一種で、基板などを挿入する複数のコネクタ間の通信や電源供給を行うためのもの。その機器の中心となる基板。

     
     
    Source:Ross Young(@DSCCRoss)/Twitter,AppleTrack,IT用語辞典
    Photo:Apple(米国)
    (FT729)

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