Appleの時価総額が2兆ドル割れ〜2021年以来初

    Apple Brussels

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    Appleの株価が2021年6月以来の安値を付けており、時価総額は2兆ドル(約260兆円)を下回った、と英Financial Timesが報じています。中国でのiPhone供給制限と、インフレと不況による需要減退が原因とみられています。

    Appleの株価下落率は他テック企業と比べてマシ?

    Financial Timesによれば、株式市場が全体的に低迷する中、Appleの過去12カ月間の株価下落率は、ハイテク企業の多いNasdaqの33%減と比べて幾分良好な27%減で推移したとのことです。Appleは14四半期連続での成長を記録していますが、2022年第4四半期には1%の減収を記録すると推測されています。
     
    AppleがiPhoneの組み立てを委託しているFoxconnは、新型コロナウイルス感染症に関連した抗議活動や労働力不足に見舞われており、600万台のiPhoneの減産につながったとされています。しかしながら、昨年12月30日時点で、中国鄭州市の工場はピーク容量の90%の稼働率を記録しており、状況は改善されつつあるようです。
     
     
    Source:Financial Times via MacRumors
    Photo:Apple
    (lexi)

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