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米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2022年12月15日、Appleが出願した、「一方向からしか文字が見えないキーキャップ」に関する特許を公開しました。
Appleが出願した、「一方向からしか文字が見えないキーキャップ」に関する特許は、キーキャップの文字を印字ではなく、表面に加工した微細な穴による透過光で表示するものです。
現在のMacBookのキーキャップはプラスチック製で、長年使っていると印字された文字が消えることがあります。
今回出願された特許に記されたキーキャップは、アルミニウム製です。
アルミニウム製のキーキャップには、文字が印字されるのではなく、文字に応じた微細な穴加工(下記図表3B)が行われます。
キーキャップの下にはバックライトが搭載され、MacBookの使用時にはこれが点灯することで文字が透過表示されます(下記図表3C)。
ただし、キーキャップの穴を加工する際に文字が透過する方向をユーザーの視線の向きに限定することで、ユーザーには文字が見えても、周囲の方には文字が見えません。
また、この構造であればバックライトが消灯している際は文字が印字されていないシンプルな外観(下記図表2A)を保ち、デザイン性が向上することも期待できます。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apple
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