iPhone14シリーズの製造台数減少でサプライヤーの業績低迷〜MRデバイスに期待
iPhone14とiPhone14 Plusの需要低迷による製造・出荷台数減少により、同モデルにカメラ用レンズを供給するGenius Electronic Optical(GSEO:玉晶光)の売上高が減少していると、経済日報が報じました。
GSEOは、Appleが2023年に発売する複合現実(MR)ヘッドセット用パンケーキレンズを供給するとみられています。
iPhone14シリーズ用レンズの出荷枚数減少が影響か
GSEOの2022年11月の売上高は前年同月比で増加するも、2022年10月と比べると14.4%減となる19億7,800万台湾ドル(約88億1,100万円)でした。
同社の売上高は、2カ月連続で前月よりも減少したと、経済日報は伝えています。
GSEOの売上高が下がっているのはスマートフォン向け製品の需要が低迷しているからで、その理由としてiPhone14とiPhone14 Plusの需要低迷により同社製レンズの製造・出荷枚数が減少していることを、経済日報は挙げています。
MRヘッドセット用レンズによる売上高増加を期待
GSEOは、Appleが2023年に発売するMRヘッドセット用パンケーキレンズを供給すると噂されています。
同社は、MRヘッドセット用パンケーキレンズの出荷による売上高増加に期待しているようです。
MRヘッドセットは、2023年第1四半期(1月〜3月)から第2四半期(4月〜6月)にサプライヤーからの部品出荷が始まり、7月以降に発売されると、アナリストのミンチー・クオ氏が予想していました。
Source:経済日報
Photo:Apple Hub/Facebook
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