従業員の暴動起きたFoxconn、退職希望者2万人に19万円支払う羽目に

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    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)封じ込め政策を受け、Foxconnの中国工場で従業員による大規模な暴動が起きた件で、退職に伴う手切れ金として1万元(約19万円)が提示されていたことが分かりました。

    2万人以上が一気に辞職

    政府の厳しいロックダウン体制により、中国各地で今もなお、まとまった都市封鎖が突発的に行われています。河南省・鄭州にあるiPhoneの組み立て工場でも移動が禁じられ、寮から逃げ出す従業員も現れたほどでした。
     
    こうした隔離の長期化による不満の蓄積に加え、Foxconn側が雇用契約を変更し、新たに入ってきた従業員に対して約束された給与の支払いを渋ったとされることも、暴動の引き金となったようです。
     
    Reutersが報じたところによると、Foxconn側は事態を収拾すべく、辞職に同意した従業員には1万元が手切れ金として支給されたそうです。この結果、2万人以上が支払いを受け入れて辞職しました。
     
    このうちの多くが入社したばかりの従業員だったそうで、生産ラインで組み立てに従事する前の段階だったそうです。

    需要を満たすことができるか

    とはいえ、iPhoneの需要には応えなければなりません。
     
    とりわけiPhone14 Proシリーズの人気は高く消費者からの需要も堅調なのに、年末にかけての供給が滞ってしまうとして、Appleも異例の発表を行っています。
     
    そのため、iPhone組み立てを請け負うFoxconnも特別なボーナス条件を提示し、不足ぶんを埋めるべく大掛かりに社員を募集したのですが、結果的には裏目に出て、今回の従業員による暴動に繋がってしまいました。
     
    なお、iPhone組み立て工場は地元活性化の要(かなめ)でもあるため、地方当局が中心となって、退役軍人に従業員として工場作業に従事するよう要請するキャンペーンも展開しています。
     
     
    Source:Reuters,AppleInsider
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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