他人を批判するイーロン・マスク氏、マスク氏のやり方を不安視する人々

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イーロン・マスク氏は現地時間2022年11月4日、Twitterの売上高が急落したのは、発言の自由を奪うために広告スポンサーに圧力をかけ、これらスポンサーがTwitterへの広告掲載を取りやめたためだと、Twitterに投稿しました。

売上が減ったのは活動家グループのせい

マスク氏は次のようにツイートしています。
 
Twitterの売上高が急落したのは、活動家グループが広告主に圧力をかけたからだ。コンテンツモデレーションは一切変わっていないし、活動家に対しできる限り譲歩したにも関わらずだ。まったくもってひどい話だ。彼らはアメリカの表現の自由を奪おうとしている」
 

広告掲載が減ったのはマスク氏に不信感を抱いためとの見方が主流

しかしスポンサーがTwitterへの広告掲載を取りやめたのは、マスク氏による大量解雇方針転換(なお認証維持のための金額は月額8ドルであることが判明)に対し、不信感を抱いたためという見方が主流です。
 
また米メディアMotherboard(Vice)は、Twitterの特に英語ユーザーの画面に、仮想通貨やギャンブルのコンテンツが急増していること、調査結果からTwitterユーザー全体の10%に満たない「ヘビーユーザー」が、全ツイートの90%を投稿している事実が判明していることなどを、広告掲載減少の理由として挙げています。
 
なお大規模解雇についてマスク氏は、次のように説明しています。
 
「Twitterの従業員削減については、残念ながらほかに選択肢はない。この会社は1日に400万ドル以上を失っているのだから。
 
(解雇された社員)誰もが、3カ月の解雇手当に喜んでいるよ。法的に定められたものより50%以上多いからね」
 

 
 
Source:Motherboard(Vice)
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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