Pegatron、インドで最新モデルiPhone14の生産を開始
Appleサプライヤーである台湾Pegatronが、インドの工場において最新モデルであるiPhone14の生産を開始したと、米メディアBloombergが伝えています。
Pegatron、iPhone14をインドで生産する第2のサプライヤーに
Appleは9月に、iPhone14をインドで生産することを正式に発表しました。このインドでのiPhone14生産を担ってきたのはFoxconnです。
PegatronはFoxconnに次ぐ、インドでiPhone14を生産する第2のサプライヤーとなります。Pegatronはインド南部のタミル・ナードゥ州の工場において、今年初めよりiPhone12の生産も開始しています。
最新モデルが同国で生産されるのはiPhone14が初
AppleはWistronへの委託により、2017年よりインドでiPhoneを製造してきました。現在はFoxconn、Pegatron、Wistronの3社が、インドにおいてiPhoneを製造しています。
ただしこれまでインドで生産されていたのは、旧型モデルでした。最新モデルが同国で生産されるのは、iPhone14が初となります。
Foxconn鄭州工場では従業員が抜け出す騒ぎに
AppleはiPhone組み立てのほとんどを中国で行ってきました。しかし米中の対立、中国政権の厳格な新型コロナウイルス感染症対策による工場封鎖で多大な影響を受け、脱中国に本腰を入れ始めたようです。
Appleは今も最新のハイエンドモデルであるiPhone14 ProシリーズはFoxconnの鄭州工場で生産していますが、同工場は現在、COVID-19感染症の拡大を防ぐため封鎖されており、それを嫌った従業員たちが塀を越えて抜け出すという事態が発生、iPhone生産への影響が懸念されています。
Source:Bloomberg
Photo:Pegatron
(lunatic)