iPhone14 Pro、カメラがApple純正充電器と干渉。一部ユーザーから不満


 
Appleが販売する純正アクセサリ「MagSafeデュアル充電パッド」が、iPhone14 Proのカメラに干渉する、と一部のユーザーから不満の声が上がっています。筆者手持ちの製品でも試してみました。

Apple純正MagSafeデュアル充電パッドに干渉

MagSafeデュアル充電パッド(アメリカでの販売名はMagSafe Duo)は、iPhoneとApple Watchを同時に充電でき、折りたたんでコンパクトに持ち運べるアクセサリとして2020年に発売されました。
 
しかし、2021年に発売されたiPhone13 Proでも、Apple純正ケースを装着のカメラ周辺部に干渉し、充電はできるもののiPhoneがまっすぐ設置できないと指摘されていました。
 
今年発売されたiPhone14 Proでは、iPhone13 Proから背面カメラがさらに大型化したこともあり、やはりMagSafeデュアル充電パッドに取り付けるとiPhone14 Proは充電できるものの、傾いて設置されてしまいます。
 
米メディア9to5Macは、Appleのサポートフォーラムにも書き込みがあり、一部の読者からも同様の声があがっている、と伝えています。
 
なお、背面スペースに余裕のあるiPhone14 Pro Maxではこの問題は発生しません。

AppleはiPhone14 Proも互換性ありと説明

Appleは、MagSafeデュアル充電パッドの対応モデルリストに、iPhone14 Proを掲載しています。
 
米メディア9to5Macは、Appleは同製品をアップデートするべきだ、と指摘しています。

試してみた。純正ケース装着で干渉が拡大。

筆者の手持ちのMagSafeデュアル充電パッドで、iPhone14 Proを充電してみました。
 
iPhone14 Proを取り付けるとアニメーションが再生され、充電はできているものの、背面カメラがMagSafeデュアル充電パッドの盛り上がった部分に当たるため、わずかに傾いてしまい、本来ならiPhoneに強力に吸着するはずの磁力も弱まってしまいます。
 

 
Apple純正のレザーケースを装着した状態すると、カメラ周囲を保護するフレームのため、さらに傾きが大きくなってしまいました。
 

 
なお、MagSafeデュアル充電パッドの充電器が外側になるように折りたたんでも、同様に干渉してしまいます。
 

 
 
Source:9to5Mac, Apple Support Forum
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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