iOS16.1では、アプリ単位でコピペの許可設定が可能に

    Copy-and-Paste Permission

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    iOS16.1では、アプリ単位でコピー&ペーストの許可設定ができるようになると米メディアMacRumorsが報じています。

    アプリ単位でのコピー&ペーストの許可の設定が可能に

    iOS16では、他のアプリからテキストをペーストするためにiPhoneのクリップボードにアクセスする際に、アプリがユーザーの許可を得ることを求める新しいプライバシー機能が導入されましたが、一部のユーザーにプロンプトが過剰に表示される問題が発生しました。Appleは、9月下旬にこの問題やその他のバグを修正したiOS16.0.2をリリースしています。
     
    Appleはその後、コピー&ペースト機能の改良を続けてきました。iOS16.1ベータ4以降の「設定」アプリでは、これまで他のアプリのコンテンツを貼り付ける許可を求めていたアプリに対して、「他のアプリから貼り付け」というメニューが新たに表示されるようになりました。このメニューは、「設定」アプリの[アプリ名]をクリックすると表示され、設定は以下の3つのオプションから選ぶことができます。
     

    • 確認(ASK):アプリは、他のアプリからコンテンツを貼り付ける許可を引き続き要求する必要があります。
    • 拒否(Deny):他のアプリのコンテンツを貼り付けることはできません。
    • 許可(Allow):アプリは、再度許可を求めることなく、他のアプリのコンテンツを貼り付けることができます。

     
    このメニューは、コピー&ペーストの許可を求めるプロンプトをより細かく制御し、ユーザーがより柔軟に操作できるよう、プライバシー機能の煩わしさを軽減するのに役に立つと考えられています。なお、このメニューは、クリップボードのアクセス許可を一度も要求したことのないアプリには表示されません。

    iOS16.1は、今月末にリリースの可能性

    先月、Appleのエンジニアは、コピー&ペーストの許可を求めるプロンプトは、アプリがクリップボードに直接アクセスしようとした時にのみ表示されると述べました。ユーザーが、テキストをハイライトした後にポップアップするメニューで「貼り付け」を選択した場合、または、UIPasteControlフレームワークをベースとした貼り付けボタンを持つアプリとのインタラクションでは、プロンプトは表示されません。
     
    iOS16.1は現在もベータテスト中であり、今月末にリリースされる可能性が高いと報じられています。
     
     
    Source:Apple via MacRumors
    Photo:MacRumors
    (m7000)

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    この記事を書いた人

    本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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