iPhoneの衛星緊急通報、Starlinkと提携の可能性「極めて低い」とガーマン氏
iPhone14シリーズで導入された、衛星通信を使った緊急通報サービスに、イーロン・マスク氏が最高経営責任者(CEO)を務めるSpaceXのサービスStarlinkが採用されることは当面ないだろう、とBloombergのマーク・ガーマン記者が述べています。
衛星通信による緊急通報に対応したiPhone14
iPhone14、iPhone14 Plus、iPhone14 Pro、iPhone14 Pro Maxは、携帯電話の電波が届かない地域でも衛星通信でテキストメッセージを送ることで緊急通報ができるサービスに対応し、11月からアメリカとカナダでサービスが提供されます。
AppleはこのサービスをGlobalstarと提携して提供していますが、先日、SpaceXの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏がAppleと具体的な交渉を行なっていたことを明かして話題となりました。
AppleとStarlinkの提携、可能性は非常に低い
マーク・ガーマン氏はニュースレターPower Onの読者からの「Appleはイーロン・マスク氏のStarlinkと提携しますか?」との質問に答えています。
ガーマン氏は、AppleはすでにGlobalstarと提携しており、Starlinkとの提携の可能性は短期的には非常に低い、と否定しています。
Starlinkの衛星ネットワークを使ってGlobalstarのサービスを世界的に拡大するのでなければ、AppleとStarlinkが提携する必要性が感じられない、いずれにしてもすぐには実現しない、と重ねて否定しています。
Source:Power On/Bloomberg
(hato)
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