Huawei、衛星通信対応&可変絞りカメラ搭載のMate 50シリーズを発表

Huawei Mate 50シリーズの画像

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Huaweiが同社のハイエンドスマートフォン「Mate 50シリーズ」を発表しました。
 
衛星通信への対応と、可変絞りカメラの搭載が特徴です。

衛星通信対応&可変絞りカメラ搭載

Mate 50シリーズ最大の特徴は、衛星通信に対応している点です。
 
衛星通信可能なMate 50シリーズ
 
Baidu Satellite Message 3プロトコルに対応しており、携帯電話基地局からの電波が届かない場所でもメッセージや位置情報を送信できます。
 
衛星通信についてはiPhone14シリーズも対応するという情報がありますが、Huaweiはこれに先駆けてMate 50シリーズを発表しました。
 
また、Mateシリーズのこだわりであるカメラ機能として、可変絞りのメインカメラが搭載されました
 
Mate 50シリーズの可変絞りカメラ
 
F値を1.4から4.0まで変えることができ、写真のボケ具合を調整したり、精細度を増したりすることができます。
 
また、絞りには6枚羽根を採用しており、太陽や照明の光芒を美しい形で撮影できるでしょう。

5G通信非対応のSnapdragon 8+ Gen 1を搭載

今回発表されたMate 50、Mate 50 Pro、Mate 50 RS Porsche Designはいずれも、システム・オン・チップ(SoC)としてQualcommのSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しています。
 
ただし、アメリカからの制裁が解除されていないことから5G通信には非対応です。
 
中国での価格はMate 50が4,999元(約103,000円)〜、Mate 50 Proが6,799元(約140,000円)〜、Mate 50 RS Porsche Designは12,999元(約268,000円)〜で、海外での販売は今のところ未定とされています。

 
 
Source: Huawei (1), (2), (3) via GSMArena
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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