Huawei Mate 50 Proは4G版SD8+G1と5G通信ケースの構成?

Huawei Mate 50の画像

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Huaweiが9月6日に発表を予定しているMate 50 Proには、4G通信専用のSnapdragon 8+ Gen 1が搭載されるという情報が出てきました
 
5G通信についてはシステム・オン・チップ(SoC)ではなくケースで対応するようです。

4G通信専用版のSnapdragon 8+ Gen 1を搭載するMate 50 Pro

Digital Chat Station氏はWeibo上に、Huawei Mate 50 ProのものとされるスマートフォンのGeekbenchスコアを投稿しました。
 
Huawei Mate 50 ProのGeekbench
 
このベンチマーク結果に記載されているCPUコアの動作周波数や構成はQualcommのSnapdragon 8+ Gen 1のものと一致しています。
 
別の情報ではオーバークロック版のSnapdragon 888を搭載するともされていますが、いずれにせよMate 50 Proの性能がほかのフラッグシップAndroidスマートフォンと同等であることは間違いないでしょう。
 
ただ、Huaweiに対するアメリカの制裁が解除されていないことから、5G通信に対応しない4G通信専用のSoCが搭載されると考えられます
 
Mate 50シリーズは、Mate 50、Mate 50e、Mate 50 Pro、Mate 50 RS Editionの4モデル構成とされており、Mate 50eにはSnapdragon 778G、その他のモデルにはSnapdragon 8+ Gen 1が搭載されるとのことです。
 
Mate 50シリーズについては衛星通信に対応するという情報もあります。

5G通信にはケースで対応?

5G通信対応のSoCが使用できないことから、HuaweiはMate 50シリーズに5G通信に対応するためのケースを用意するとみられています。
 
ケースにはeSIMチップと5G通信用モデムが搭載され、P50 Pro用のものと同じく799元(約16,000円)で販売されます。
 
このケースは全部で3種類用意され、Mate 50の各モデルに装着可能です。Mate 50は全4モデルですので1種類足りませんが、1モデルが5G通信ケースに対応しないのか、あるいは寸法が同じモデルが存在するのかもしれません。

 
 
Source: Weibo via Gizmochina, Gizchina
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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