開発者向けクラウドサービス「Xcode Cloud」のサブスクが利用可能に

Xcode Cloud

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Appleは現地時間8月30日、開発者向けのクラウドサービス「Xcode Cloud」のサブスクリプションが利用可能になったことを発表しました。
 
Xcode Cloudは、Xcodeに組み込まれた継続的インテグレーション及びデリバリーサービスで、開発者のために設計されたものです。アプリの構築、複数の自動テストの並列実行、テスターへのアプリの配信、ユーザーフィードバックの表示と管理に役立つクラウドベースのツールがまとめて提供されています。

「Xcode Cloud」のサブスクリプションが利用可能に

Xcode Cloudは、数カ月間のベータテストを経て6月から全ての開発者が利用できるようになりましたが、これまでサブスクリプションを購入することはできませんでした。Xcode Cloudの月間サブスクリプションプランは全部で4つあり、利用できるプランは、必要なコンピューティング時間数によって異なります。
 
Xcodeでワークフローを設定すると、今なら2023年12月まで、毎月25時間分のコンピューティング時間が無料で提供されますが、無料期間終了後は、月額14.99ドル(約2,000円)になる予定です。そのほかのプランは、月間100時間で月額49.99ドル(約7,000円)、250時間で月額99.99ドル(約14,000円)、1,000時間で月額399.99ドル(約56,000円)となっています。
 
コンピューティング時間とは、アプリのビルドや自動テストの実行など、クラウドで特定のタスクの実行に費やす時間数(1時間単位)です。コンピューティング時間の使用状況は、App Store Connect及びApple Developerアプリで追跡できます。
 
 
Source:Apple (1),(2) via MacRumors
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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