Foxconn、停電で制限していた成都工場でのiPad生産を正常化

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この夏の記録的な暑さにより、中国では四川省などで計画停電が実施され、Appleの主要サプライヤーであるFoxconnも工場の稼働停止を余儀なくされました。
 
しかし猛暑もおさまり、Foxconnの四川省・成都工場は平常運転に戻ったと、Nikkei Asiaが報じています。

8月25日より平常運転を再開

Foxconnの成都工場ではiPadの組立が行われているとみられていますが、現地時間8月25日より平常運転を再開した模様です。
 
四川省における計画停電について、TF International Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏は、8月20日までに停電が終了すれば、Foxconnの成都工場とCompalの重慶工場におけるiPadの生産計画への影響は少ないと述べていました。

計画停電がiPadのリードタイムに影響か

現時点でのリードタイム(注文を受けてから商品を納品するまでにかかる時間)が、iPadのみ長くなっているというJ.P. Morganの調査結果を鑑みると、8月24日まで実施された計画停電が、iPadのリードタイムに影響を与えている可能性があります。

 
 
Source:Nikkei Asia via 9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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